「予防に勝る治療なし」定期的なメインテナンスで
お口の健康を守りましょう!
お口の健康を守りましょう!
昔から「予防に勝る治療なし」といわれているように、「発症する前に未病のうちに抑える」という考え方は歯科でも推奨されています。
当院では、個々の患者さんに合わせた予防プログラムを作成し、虫歯や歯周病になってから治療を行うのではなく、定期的なメインテナンスを行うことによってお口の健康を守っていくように取り組んでいます。
当院では、個々の患者さんに合わせた予防プログラムを作成し、虫歯や歯周病になってから治療を行うのではなく、定期的なメインテナンスを行うことによってお口の健康を守っていくように取り組んでいます。
位相差顕微鏡
まずは、位相差顕微鏡でお口の中の細菌の種類と量・活動性を確認します。
お口の中の細菌は、約700種類あるといわれています。その中で歯周病を発症・悪化させる菌は、ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)、トレポネーマ・ディンティコーラ(T.d菌)、タンネレラ・フォーサイセンシス(T.f菌)の3種です。
この3つの菌は、レッドコンプレックスといわれていて、顕微鏡で判別できるのはトレポネーマ(クネクネ菌)だけです。
レッドコンプレックスの中でも最も悪性度が高いのはP.g菌なのですが、P.g菌は動きがないため、顕微鏡検査では判別することができません。
P.g菌の有無を正確に把握するためには、新型コロナウイルスの流行で昨今よく耳にする「PCR検査」が必要になってきます。
しかし、口腔内の細菌を検出するPCR検査は結果が出るのに1~2週間かかりますし、費用も25,000円かかります。
そこで、当院では、顕微鏡検査でクネクネ菌が検出された場合は、レッドコンプレックスが3種揃ってるとの考えのもとで、時には薬剤を使って除菌も含めてメインテナンスを行っていきます。 クネクネ菌が存在するか否かで、メインテナンスを行っていく時期が決まっていきます。
クネクネ菌が存在し、歯肉から出血点が多い方は、メインテナンスの時期を短くし、お口の中の状況を、早期に改善していかなければなりません。
逆に、メインテナンス毎に顕微鏡検査を行って2度、3度やっても、クネクネ菌が検出されなければ、メインテナンスの時期を長くしても、問題ありません。
このように、おひとりおひとりに合ったメインテナンスの時期を決めていきます。
当院では、患者さんのお口の中の健康を、長期にわたり守って行きたいと考えています。
お口の中の細菌は、約700種類あるといわれています。その中で歯周病を発症・悪化させる菌は、ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)、トレポネーマ・ディンティコーラ(T.d菌)、タンネレラ・フォーサイセンシス(T.f菌)の3種です。
この3つの菌は、レッドコンプレックスといわれていて、顕微鏡で判別できるのはトレポネーマ(クネクネ菌)だけです。
レッドコンプレックスの中でも最も悪性度が高いのはP.g菌なのですが、P.g菌は動きがないため、顕微鏡検査では判別することができません。
P.g菌の有無を正確に把握するためには、新型コロナウイルスの流行で昨今よく耳にする「PCR検査」が必要になってきます。
しかし、口腔内の細菌を検出するPCR検査は結果が出るのに1~2週間かかりますし、費用も25,000円かかります。
そこで、当院では、顕微鏡検査でクネクネ菌が検出された場合は、レッドコンプレックスが3種揃ってるとの考えのもとで、時には薬剤を使って除菌も含めてメインテナンスを行っていきます。 クネクネ菌が存在するか否かで、メインテナンスを行っていく時期が決まっていきます。
クネクネ菌が存在し、歯肉から出血点が多い方は、メインテナンスの時期を短くし、お口の中の状況を、早期に改善していかなければなりません。
逆に、メインテナンス毎に顕微鏡検査を行って2度、3度やっても、クネクネ菌が検出されなければ、メインテナンスの時期を長くしても、問題ありません。
このように、おひとりおひとりに合ったメインテナンスの時期を決めていきます。
当院では、患者さんのお口の中の健康を、長期にわたり守って行きたいと考えています。
P.g菌
T.d菌
T.f菌
トレポネーマ(クネクネ菌)動画
検査の結果、レッドコンプレックスが3種とも見つかった場合は、歯周病発症の確率が高いため、メインテナンスの方法、時期、清掃補助道具の選択を、患者さんごとに決めていきます。また、必要に応じて薬剤の服用、デンタルリンスなどの清掃剤をお勧めする場合もあります。
歯周病菌は完全に駆除できないため、歯周病を一度発症してしまうと完治することはできません。
そのため、発症しないように、しっかりとした生涯メインテナンスが必要になってくるのです。
歯周病菌は完全に駆除できないため、歯周病を一度発症してしまうと完治することはできません。
そのため、発症しないように、しっかりとした生涯メインテナンスが必要になってくるのです。
虫歯のあるお子さんは、必ず虫歯菌がいるので、そのことをお母さんに認識していただき、ご希望があれば虫歯菌を除菌します。
歯周病と違い、虫歯菌は口腔内から完全に駆除することは可能なのですが、お子さんの虫歯菌は、お母さんから感染する場合がほとんどのため、除菌後もお母さんとの接触により再感染することがあります。
そこで、何より大切なのは、口腔内を虫歯ができにくい状態に保つことです。
日々の食生活では、ほとんどの食品が口腔内を酸性に傾かせてしまうため、虫歯になりやすい状態になります。
そのため、3度の食事以外のおやつの時間をきちんと決める、食べ物を口にしたら重曹水でうがいをして酸性に傾いた口腔内を中和することが大切です。
また、当院では「虫歯予防に大切な3つのお約束」をA4のポスターにしました。
ご希望の方には差し上げますので、冷蔵庫の扉にでも貼っていただき、お子さんの虫歯予防にお役立てください。
なお、お子さんの虫歯の定期的なチェックは、3ヶ月に1度は必要になります。
歯周病と違い、虫歯菌は口腔内から完全に駆除することは可能なのですが、お子さんの虫歯菌は、お母さんから感染する場合がほとんどのため、除菌後もお母さんとの接触により再感染することがあります。
そこで、何より大切なのは、口腔内を虫歯ができにくい状態に保つことです。
日々の食生活では、ほとんどの食品が口腔内を酸性に傾かせてしまうため、虫歯になりやすい状態になります。
そのため、3度の食事以外のおやつの時間をきちんと決める、食べ物を口にしたら重曹水でうがいをして酸性に傾いた口腔内を中和することが大切です。
また、当院では「虫歯予防に大切な3つのお約束」をA4のポスターにしました。
ご希望の方には差し上げますので、冷蔵庫の扉にでも貼っていただき、お子さんの虫歯予防にお役立てください。
なお、お子さんの虫歯の定期的なチェックは、3ヶ月に1度は必要になります。
重曹水の作り方
お水が入った500mlのペットボトルを用意します。
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重曹を3g入れて混ぜ合わせます。
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ペットボトルに直接お口をつけなければ、
常温で4~5日もちます。 |